従来、グラウンドアンカーの頭部背面を確認するためにはアンカー頭部の荷重解放を伴い、これには多くの費用や時間が必要でした。
窓付止水具はアンカー頭部背面を支圧板より上部へ引き上げ防錆性を高め、さらにその確認窓から頭部背面の内部状況を目視で確認することを可能とします。

供用期間: 
 ランクA
防食レベル: 
 防食構造III相当(港湾漁港)
 防食構造II相当(建設一般)

    建設技術審査証明 第0002号
    EHDアンカー掲載
    NETIS登録番号 No. KT-180145-A
    特許第4793955号


概要

窓付止水具の特長

維持管理機能をもたせ、経済性効率性に優れた新しいアンカー部材です。

頭部背面を地上に移動
プレート上面にシースカット部をもっていくことで、腐食しやすい境界部が生じません。
優れた水密性
頭部・頭部背面の高い水密性が得られます。
維持管理が容易
確認窓より施工状況の確認や、防錆材充填状況の確認が可能で維持管理が容易です。
目視管理型頭部
頭部キャップと窓付止水具は目視用の窓によって、維持管理段階の点検を容易にします。

窓付止水具 断面図

窓付止水具 新旧比較断面図

グラウンドアンカーの理想的構造

国土交通省・日本道路協会により求められているグラウンドアンカーの構造とは:

KPアンカー断面図(窓付止水具ver.)
1 近接目視

頭部キャップ(ヘッドキャップ)に内部確認窓を有した構造のグラウンドアンカー

2 施工品質の確保

アンカー頭部・頭部背面の防錆処理状況を確認可能なグラウンドアンカー

3 維持管理の確実性および容易さ

アンカー頭部構造に確認窓などの維持管理に有効な機能を設けたグラウンドアンカー

4 経済性

グラウンドアンカーの構造に維持管理機能を付与することで、費用と時間が削減できる製品

──窓付止水具は、これら全てに応えることができます。



窓付止水具による内部可視化の利点

グラウンドアンカー頭部改良の必要性とその意味

頭部背面を内部可視化する利点とは?

窓付止水具による内部確認
1 頭部背面を地上部に持ち上げることによる、耐久性の飛躍的な向上

アンカー頭部背面(ヘッドキャップ-アンカープレートにより構成されるアンカー頭部よりも地中側の部分)は水が溜まりやすい高腐食環境ですが、本アンカー部材はその部分自体を元より作らないことで耐久性を向上させています。

2 点検の容易化

頭部背面は従来、内部点検のためには荷重解放などの大掛かりな操作を要し、多額の費用を必要としてきました。

しかし新設の確認窓によって内部の状況を目視するだけで確認・調査できるようになったために、定期的な点検が容易に行なえます。

すなわち、点検費用の大幅な削減を可能にします。

3 定着時の内部確認

緊張定着時に鋼線の状態を確認することが出来るため、定着時の鋼線のねじれなどをチェックできます。

4 内部の詳細な状況取得

防錆油が頭部背面へ満充填されたことを目視で管理することが出来るため、確実な施工を行うことが可能です。さらに、目視管理窓から防錆油の色変化をチェックすることで、アンカーの内部状況を随時詳細に知ることができます。



現場施工例

窓付止水具の施工例

窓付止水具の施工例
※ほかの事例を含め、詳細をカタログでもご覧下さい。